公園がもはや公園ではなくなっている件について
東京で暮らすようになって気づいたが、
住宅街を歩いていると公園が結構ある。
僕の実家の某県なんて公園はほとんどないので、たくさんあることだけでも驚いている。
しかし、東京の公園に入ってみると必ずと言っていいほど禁止事項が記載されている掲示板がある。
球技禁止!
花火禁止!
芝に立ち入り禁止!
犬の散歩禁止!
バーベキュー禁止!
鬼ごっこ禁止!
もはやこれほどまでに制限された場所で何ができるんだよ。
僕が小学生だった頃、学校が終わって自宅に帰るとすぐにランドセルをおろして公園に向かった。誰かしらが遊んでいて一緒にサッカーや野球、かくれんぼとかをしたものである。
それが今の子供達はできないのである。
できるものと言ったらおしゃべりぐらいだろうか。
しかし、大声で話すのも禁止されている公園すらあるのも驚きだ。
大きな声を出せないような、小声でお話しをするだけなのか。
うん、公園じゃないよね。
このように『遊び』が禁止されているのだから、『遊び』を禁止する人がいる訳で、ってことは『遊び』を禁止したいと思っている人もいるはずだ。
どういう人が嫌がるのだろうか。
公園の近隣に住んでいる人の中にはそのように思う人もいるはずである。
生活していると、隣の公園で遊んでいる声とかが聞こえてきて不快に思う人である。
そのように思う人がたくさんいれば禁止にせざるを得ないのかもしれない。
しかし、タチが悪いのは公園の隣に引っ越して来たのにも関わらず不快に思う人だ。
横に公園があるのは知っていただろうに、それくらいわかれよって感じだ。
こんな看板が目に入らないようなところで
のびのびと『遊ぶ』場所はないのだろうか…
おわり