【ニュース】木星の衛星『エウロパ』
こんにちは!カンゾウです。
初めたてのブログでまだまだ分からないことだらけです。慣れていかないと、、
さて、最近話題となっているニュースで気になったものがあります。
木星の衛星である『エウロパ』の地表から水が噴出しているらしいとNASAが発表しましたね。
今回の観測では、ハッブル望遠鏡を利用してエウロパの移動による明るさの変化を観測。この惑星観測にも用いるテクニックにてエウロパの南極付近に影がみつかり、その表面に変化(水分の噴出)が起きていることがわかります。報告によれば、この噴出は約200キロメートルの高さにも及ぶそうです。
なぜそんなに騒がれているのでしょうか。気になったので調べてみました。
1.エウロパとは
まずはエウロパについて説明していきます。
エウロパは木星の周りをまわっている衛星です。地球でいう月ですね。木星にはエウロパを含めると4個の衛星があります。地球から木星まではスペースシャトルで行くと2年半かかるらしいです。実際に行ける距離ではないですね。
エウロパの一番の特徴といえば、水が存在していることです。しかし地球のように存在しているわけではありません。実は、地下深くに液体の水が存在しているのです。
水は生物にとって必要不可欠なものです。つまり水があるということは、エウロパには生物がいるのではないかと言われています。
エウロパの表面は分厚い氷に覆われており、水の層はその何キロも地下にあるのです。
2.どうして今回ニュースにとりあげられたのか
1で話したことは既に知られていたことでした。それではなぜ今回のNASAの発表はこれほど注目されているのでしょう。
それは『地表から水が噴出していた』ということです。
先ほども述べたように、エウロパと地球はとても距離があります。そのため、エウロパの地表に穴を掘って水を採取するのはとても大変なことです。しかし、今回、地表から水を観測できたということは、今までは地面に隠れていた水を直接観測ができる可能性を見つけたということです。
3.地球外生命体は存在するのか
果たして、エウロパには生命は存在するのでしょうか。NASAは次期惑星探査ミッションの第一候補としてエウロパ探査を選定しているそうです。2020年の打ち上げ、2025年末~2026年初頭の木星への到達、4つの衛星をフライバイして2028年にオービターがエウロパの周回軌道へ入る計画とのことです。これがエウロパ探索の第一歩になりそうです。
4.まとめ
いかがだったでしょうか。地球外生命体が発見されるのはまだまだ時間がかかりそうですが、なんだか楽しみになってきましたね。それにしても観測された水の噴出が高さ200kmってとんでもないですね。宇宙の壮大さに感心しました。